布団のカビ取り方!漂白剤や防カビ剤の効果は?

家事・掃除

家の中でよくある問題、それが布団に現れるカビです。

冬の布団をしまっておいたら、取り出した時に黒い点々が…。

そんな時、「カビかな?」と心配になりますよね。

湿度が高い時期は特に、布団をしっかり乾かすのが難しく、カビが生えやすくなってしまいます。

一度布団にカビが生えてしまうと、どうやって除去すればいいか、多くの人が悩んでいます。

キッチンやバスルームのタイルにできるカビとは違って、布団を強くこすると生地を傷めてしまう恐れがあります。

では、布団からカビを取り除くには、漂白剤やカビ防止剤が効果的なのでしょうか?この記事では、そんな疑問に答えていきます。

早速見ていきましょう!

布団にカビが生える理由

まず、布団にカビが生える原因について考えてみましょう。

カビの主要な原因は湿度です。

押し入れに長く保管していると湿気がこもり、カビが生えやすくなります。

梅雨のように湿度が高く続く時期は、布団を十分に乾燥させられず、カビが発生しやすくなります。

人は寝ている間に汗をかくため、布団を毎日使っているとその湿気が溜まり、布団の裏側にカビが生えることがあります。

定期的にシーツやカバーを洗い、布団を風通しの良い場所で干すことが、カビを防ぐための重要なポイントです。

カビは菌の塊であり、健康に悪影響を及ぼすこともあります。

空気を通して肺に侵入したり、アレルギーの原因になったりすることもあります。

布団のカビ除去方法

毎日のほとんどを過ごす布団でカビと共に時間を過ごすのは、健康上好ましくありません。

特に布団についたカビは、きちんと除去して清潔に保つことが大切です。

ここでは、布団からカビを取り除く方法をいくつかご紹介します。

漂白剤を使って除去

布団にカビが生えた場合、漂白剤が効果的な対策となり得ます。

漂白剤の殺菌能力は、カビを根本から取り除くのに役立ちます。

直接漂白剤を塗るか、漂白剤を溶かしたお湯に布団を浸す方法があります。

後者の場合は、約1時間布団を浸した後に洗濯することでカビを落とせます。

洗えない布団の場合は、漂白剤を含んだタオルで軽く叩く方法をおすすめします。

カビが目立たなくなったら、日光に当てて完全に乾かしましょう。

重曹とエタノールで対処

漂白剤の使用を避けたい場合、重曹とエタノールが良い代替手段になります。

まず、重曹と水を混ぜてスプレーを作り、カビが気になる箇所に吹きかけます。

1時間ほど放置した後、エタノールを含ませたタオルで軽く叩いてカビを除去します。

カビが取れたら、外に干すか洗濯して処理完了です。

専用のカビ取り製品を使用

市販されている布団専用のカビ取り洗剤やスプレーも有効な方法の一つです。

これらは布団やマットレス、ソファに使用可能で、ほとんどが殺菌効果を持つ漂白剤を含んでいます。

ただし、色落ちする恐れがあるため、色物には使用を避けることが大切です。

クリーニングサービスを利用

自分での除去が難しい場合や、カビの匂いが残る場合は、クリーニングサービスの利用が最適かもしれません。

プロの手によるクリーニングなら、頑固なカビも除去できますが、費用がかかる可能性があります。

布団にカビキラーは使えるのか?

カビ取りと言えば「カビキラー」を思い浮かべるかもしれませんが、布団への使用はどうでしょうか。

カビキラーはタイルやコンロには効果的ですが、成分には注意が必要です。

特に、直接肌に触れる物への使用は避けた方が良いでしょう。

カビキラーを使った後に布団を洗濯できれば安全かもしれませんが、一般的には使用を控えるのが賢明です。

カビ予防のための対策をしましょう

カビを取り除いても、環境が変わらなければ、将来的に布団に再びカビが生える可能性があります。

だからこそ、カビを予防するためには湿気を溜めないようにすることが重要です。

布団は定期的に干す習慣をつけましょう。

それでもカビが生えてしまう場合は、お部屋が湿気を保持しやすい条件にあるのかもしれません。

そんな時は、部屋や布団にこもった湿気を取り除く対策を考えることがおすすめです。

布団のカビ取り方!まとめ

この記事で、布団のカビ除去方法をご紹介しました。

布団にできたカビには漂白剤が効果的だということがわかりますね。

今は洗えるウォッシャブルタイプの布団も多いので、洗濯表示をチェックして、可能ならば漂白剤で処理した後に洗濯機で丸洗いできます。

しかし、とても頑固なカビの場合、根本からきれいにするのが難しく、漂白剤で洗ってもカビが再発することがあります。

「これは大変だ…」と感じたら、プロのクリーニングサービスに頼るか、解決策が見つからなければ新しい布団の購入を検討する必要があるでしょう。