スーツケースを使っていると、キャスターのゴムが外れることがたまにありますね。
もし旅行中にこれが起こったら、修理店に駆け込む時間はないかもしれません。
心配いりません。
ゴムが外れたとしても、簡単に自分で修理が可能です。
この記事では、その応急処置と修理方法について詳しく説明します。
ちょっとした手直しで、スーツケースのキャスターを直せば、旅行がもっと楽になりますよ!
スーツケースのキャスターのゴムが外れた際の応急処置
① キャスターのゴムが損傷している、または割れている
スーツケースのキャスターを使い続けていると、ゴムがボロボロになったり、割れてしまうことがありますよね。
このようなときには、まずゴムの損傷部分をチェックして、表面をヤスリなどで滑らかにすることが大切です。
その上で、粘着付きのゴム板を用意して、キャスターに巻き付けるようにしましょう。
粘着付きのものを選べば、簡単に貼り付けられ、接着剤も不要です。
これで応急処置が完了です!旅行中でも、この方法なら安心してキャスターを保護できますよ。
② キャスターがうまく回らない
キャスターが回転しなくなった場合、まずはゴミや髪の毛が詰まっていないか確認してみましょう。
カッターやドライバーを使って、キャスターとタイヤの隙間に詰まったものを丁寧に取り除きます。
その後、必要に応じてピンセットでさらに細かいゴミを取り除き、最後に軸部分に油を差すと、スムーズに回転するようになります。
キャスターの回転が悪いと、移動が大変ですので、こまめに掃除することが大切です。
③ キャスターが完全に外れた
もしキャスターがスーツケースから完全に外れてしまったら、応急処置としてはテープや接着剤を使って仮に固定するしかありません。
完全に外れてしまった場合、残念ながらその場での修理は難しいため、旅行から帰宅した後に専門の修理業者に依頼するか、新しいスーツケースの購入を検討したほうが良いでしょう。
ただし、応急処置で多少の移動は可能なので、困ったときは落ち着いて対処してくださいね。
スーツケースのキャスターを専門店で修理する方法
① メーカーに修理を依頼する時の利点と欠点
メーカーに修理を依頼する場合、やはり正規パーツを使用して修理してもらえるという安心感があります。
特に高価なスーツケースやブランド物の場合は、メーカーに任せるのが一番安心ですね。
また、保証期間内であれば無償で修理してもらえることもありますので、まずは保証内容を確認してみましょう。
一方で、メーカー修理にはいくつかの欠点もあります。
まず修理期間が長くなりがちで、数週間から場合によっては1か月以上かかることも。
また、保証期間が過ぎている場合や、保証が適用されない場合は、有償修理となり、費用が高くなることもあるので、その点は注意が必要です。
② 専門の修理業者に依頼する時の利点と欠点
スーツケースの修理を専門に行っている業者に依頼する場合、メーカーに比べて修理期間が短いことが大きな利点です。
数日で修理が完了することもあるので、急ぎの場合にはとても助かります。
また、費用もメーカーに依頼するより抑えられることが多く、コストを重視する方にはおすすめです。
ただし、専門業者では正規パーツを使用できないこともあり、その点ではメーカー修理よりも安心感に欠けることがあります。
また、スーツケースのブランドによっては、対応してもらえないこともあるため、事前に問い合わせて確認しておくことが大切です。
おわりに
スーツケースのキャスターが壊れると焦ってしまいますが、落ち着いて応急処置や修理の手続きをすれば、問題なく対応できます。
簡単な修理は自分で行うこともできますが、状況によってはメーカーや専門業者に依頼するのが確実です。
旅行中や急ぎの場合には、専門業者の短期間修理を活用したり、時間に余裕がある場合はメーカーでの修理を検討してみてくださいね。
どちらにしても、大切なスーツケースを長く使い続けるために、早めの対応が肝心です。