さつまいもの色が変わる理由は?変色を避ける方法も解説します

家事・掃除

さつまいもをカットすると、時々その切り面がすぐに黒ずんだり、保存中に茶色に変わることがありますね。

こんな風に色が変わると、食べられないと思ってしまって捨ててしまうこともあるかもしれませんが、実は全く問題なく食べることができるんですよ!

味や栄養に影響を与えることはないので、安心してください。

もちろん、色が変わったさつまいもを見ると、見た目が悪く感じられるかもしれません。

しかし、変色の原因を知っていれば、予防策も簡単に見つけることができます。

この記事では、さつまいもの切り面が変色する原因とそれを防ぐ方法を詳しくお話しします。

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さつまいもの切り面が変色するのはなぜ?

さつまいもの切り面が変色する主な原因は、酸化反応です。

含まれるポリフェノールが空気中の酸素と反応し、茶色や黒色に変わってしまうのです。

ポリフェノールは体に良い成分ですが、変色を引き起こす原因にもなっているんですね。

ちょっと驚きですよね。

さらに、さつまいもはデンプンを多く含んでおり、このデンプンが空気中の水分と反応して変色しやすくなります。

一度変色してしまったさつまいもの色を元に戻すことはできません。

これは、空気に触れたことで酸化が進み、色素が変化した結果です。

さつまいもの切り口の変色を防ぐ方法

さつまいもを切った後の変色は、主に空気に触れることが原因です。

では、切り口が変色しないようにするための対策をいくつかご紹介しましょう。

水に浸す

さつまいもをカットした直後に、水にさっと浸すのが非常に効果的です。

キッチンには常に水を入れたボウルを用意しておき、切ったさつまいもを即座に水に浸します。

これだけで、ほとんどの変色を防げます。

もちろん、直接調理に移る場合も変色は少ないですが、万全を期すなら、5分から10分は水に浸しておくことをおすすめします。

レモン汁または酢を使用する

もう一つの方法は、レモン汁や酢を使うことです。

これらに含まれる酸が酸化を抑え、変色を防ぎます。

さつまいもの切り口にレモン汁や酢を軽く塗ることで、鮮度を保つ効果があります

ただし、水に浸すのと同様に効果がありますし、手軽さを考えると、水に浸す方が簡単かもしれませんね。

切ったさつまいもをうまく保存する方法

さつまいもを1度に全部使いきれない時、半分に切って保存することもあるでしょう。

切ったさつまいもを上手に保存するコツをお教えします。

ラップと保存袋で保存する

切ったさつまいもは、切り口の酸化を防ぐために、できるだけ早く保存することが大切です。

オススメの方法は、切り口をしっかりラップで包んで、その後、ジッパー付きの保存袋に入れることです。

この時、袋から余分な空気を抜いて封をすると、さらに鮮度が保たれます。

これを冷蔵庫の野菜室で保管しますが、乾燥を防ぐために、少し湿らせたキッチンペーパーを保存袋に一緒に入れると良いでしょう。

切ったさつまいもは、なるべく1~2日のうちに使い切ることが理想です。

水に浸して保存する

切ったさつまいもを水に浸して保存する方法もあります。

保存用の容器に切ったさつまいもを入れ、表面がちょうど覆われる程度に水を注ぎ、冷蔵庫に入れます。

ただし、水に長時間浸すと、さつまいもが水っぽくなったり、栄養素が水に溶け出してしまう可能性があるので、長くても24時間以内には使用することをお勧めします。

さつまいもの皮の栄養価について

さつまいもは栄養豊富な食材ですが、特に皮には食物繊維やポリフェノールなどが多く含まれています。

皮ごと食べることで、これらの栄養素を効率良く摂取できます。

皮が苦手な場合は、なるべく薄く剥いて食べることで、皮の直下にある栄養も逃さずに摂ることができますよ。

まとめ

さつまいもの切り口の変色について理解し、上手な保存方法を学びました。

変色自体は味や栄養に影響しないものの、見た目が悪くなるのを防ぐため、適切な方法で保存しましょう。

水に浸けたり、すぐに調理を始めたりすることで、美味しくさつまいもを楽しめます。