+890から始まる電話番号は危険?NTTドコモを名乗る自動音声の実態と対策

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豆知識

「+890」から始まる不審な電話番号から、NTTドコモを名乗る自動音声が流れ、「料金未納のため利用を停止する」という内容を告げられました。

実際にオペレーターに接続するよう促されるケースもあり、被害に遭う人が後を絶ちません。

この記事では、その手口と危険性、そして安全に対応するための具体的な対策を詳しく解説します。

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+890から始まる電話番号とは?

「+890」で始まる電話番号は、日本の通常の電話番号体系には存在しません。

国内番号では「090」「080」「070」などが携帯電話番号として使われていますが、「+890」は国際電話のプレフィックスを装っている可能性が高いです。

実際には、IP電話や海外発信を偽装した番号であることが多く、国内からの公式発信ではないと考えられます。

国際電話番号を装ったなりすましの可能性

詐欺グループは、発信元を偽装(スプーフィング)して、日本の利用者にあたかも国内の電話番号からかかってきたように見せかけることがあります。

「+890」という見慣れない番号は、その一例と考えられます。

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NTTドコモを名乗る自動音声の内容と特徴

実際に報告されているケースでは、電話に出ると自動音声で「こちらはNTTドコモです。

料金未納のため利用を停止します。

オペレーターに接続する場合は1を押してください」などと案内されます。

内容は一見もっともらしいですが、いくつかの特徴があります。

自動音声で個人情報を誘導する

「1」を押させることで、オペレーター(詐欺グループの人間)に繋がり、個人情報やクレジットカード番号、銀行口座情報などを聞き出そうとするのが典型的な手口です。

NTTドコモなどの通信事業者が、料金未納を自動音声で通知し、即座に電話で支払いを求めることはありません。

急がせる・不安を煽る

「利用停止」「料金未納」「法的措置」などの言葉で、受信者に焦りや不安を与え、冷静な判断をさせないように仕向けるのが特徴です。

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この電話が危険な理由

こうした電話は「架空請求詐欺」「フィッシング詐欺」に分類されます。

利用者が指示に従うことで、金銭や個人情報が盗まれる恐れがあります。

実在する企業名をかたる巧妙な手口

NTTドコモ、NTT、金融機関、宅配業者など、誰もが知っている名前を使うことで安心感を与え、警戒心を薄れさせます。

「オペレーターに接続」で情報搾取

実際に「1」を押すと、人間のオペレーターが対応し、より具体的な個人情報(氏名・住所・カード番号など)を聞き出そうとします。

場合によっては遠隔操作アプリのインストールを指示するケースもあり、大変危険です。

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実際にこのような電話がかかってきた場合の対処法

このような電話に出てしまった場合でも、冷静に対処することが重要です。

以下のポイントを押さえておきましょう。

1を押さない・個人情報を伝えない

まず、案内に従って「1」を押したり、クレジットカード番号などを口頭で伝えたりしてはいけません。

正規の企業が電話でいきなり決済情報を求めることはありません。

電話を切る・着信拒否する

不審な電話だと感じたら、その場で電話を切りましょう。

続けて何度もかかってくる場合は、スマートフォンやキャリアの設定で着信拒否登録を行います。

公式窓口に確認する

「本当に未払いがあるのか」「サービス停止の予定があるのか」など、不安に感じた場合は、自分からNTTドコモなど公式の問い合わせ窓口に連絡しましょう。

必ず公式サイトに掲載されている電話番号やメールアドレスを使い、届いた電話番号にはかけ直さないようにしてください。

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よくある質問(FAQ)

Q. 本当に未払いがあるときもあるのでは?

A. もちろん、実際に料金未納が発生することはありますが、その場合、NTTドコモなどの通信会社は必ず郵送の書面や公式アプリ・マイページから通知します。

突然の国際電話番号や不審な番号から電話で請求してくることはありません。

Q. 「+」や「国際番号」からの着信はすべて詐欺?

A. すべてではありませんが、見覚えのない海外番号や不自然な番号からの着信には注意が必要です。

心当たりがない場合は出ない・折り返さないのが安全です。

Q. 間違って1を押してしまった場合は?

A. 万一押してしまった場合は、個人情報を絶対に伝えないことが重要です。

すぐに電話を切り、心配な場合はキャリアや警察相談窓口(#9110)に相談しましょう。

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今後同じ被害に遭わないための予防策

こうした被害に遭わないためには、普段からの注意が欠かせません。

着信アプリ・迷惑電話フィルターの活用

スマートフォンには標準で迷惑電話対策機能やフィルターアプリがあります。

NTTドコモ、au、ソフトバンクなど各社が公式に提供する迷惑電話対策サービスを利用することで、リスクを大幅に減らせます。

SNSやブログで情報共有する

同じような電話を受けた場合は、SNSやブログで情報を発信することも有効です。

被害を防ぐための注意喚起につながります。

警察や消費生活センターへの相談

不審な電話や被害に遭った場合は、最寄りの警察署や「消費者ホットライン(188)」に連絡し、相談することも大切です。

被害拡大を防ぐためにも情報提供しましょう。

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まとめ:不審な電話には出ない・個人情報を渡さないが鉄則

+890から始まる電話番号から、NTTドコモを名乗る自動音声で「料金未納」「利用停止」などと案内された場合、それは高確率で詐欺電話です。

正規の企業はそのような方法で支払いを求めません。

不安に思ったら、必ず公式サイトやマイページで状況を確認し、不審な番号には折り返さないことが最も重要です。

個人情報や金銭を守るためには、日頃から迷惑電話対策サービスを活用し、最新の詐欺手口に注意を払うことが必要です。

もし同じような電話がかかってきた場合は、この記事で紹介した対策を参考にして、冷静かつ安全に対応してください。