ポータブルトイレが不要になったとき、どのように処分すれば良いのか迷うことがありますよね。
この記事では、ポータブルトイレの具体的な処分方法について説明します。
ポータブルトイレの処分方法
ポータブルトイレの処分方法は、大きく分けて3つあります。
自治体の粗大ゴミ回収を利用する
ポータブルトイレは、自治体の粗大ゴミ回収を利用して処分することができます。
粗大ゴミの定義は自治体によって異なりますが、一般的には指定のゴミ袋に入らないサイズのものを指します。
お住まいの地域の定義を確認し、粗大ゴミとして回収してもらいましょう。
粗大ゴミ収集券（処理券）を購入し、ゴミに貼って収集場所に出せば回収してもらえる自治体もあれば、自分で処分場に持ち込まなければならない自治体もあります。
解体して可燃ゴミ・不燃ゴミとして処分する
ポータブルトイレを解体して、可燃ゴミや不燃ゴミとして出す方法もあります。
プラスチックでできているポータブルトイレは、部品を取り外してから、可燃ゴミや不燃ゴミの袋に入れることが可能です。
専門の店舗で下取り・引き取りをしてもらう
使用状況によっては、福祉用具や介護用品を扱うリサイクルショップで下取りや引き取りをしてもらえる場合もあります。
問い合わせてみる価値があります。
不用品回収業者を利用する
自宅での処分が難しい場合や、他にもまとめて処分したいものがある場合には、不用品回収業者を利用する方法もあります。
業者を検索し、料金を確認した上で依頼しましょう。
この方法は他の方法に比べて費用がかかりますが、最も手軽で迅速な方法と言えます。
費用に問題がなければ、不用品回収業者に依頼するのがオススメです。
どの処分方法でも洗浄は必要
ポータブルトイレを処分する際、解体してゴミに出す場合や、フリマアプリで販売する場合など、いずれの場合でもしっかりと洗浄しておく必要があります。
汚れた状態のままだと回収を断られることもあります。
販売や譲渡、寄贈を考えている場合は、消毒までしておくのが望ましいです。
有料の不用品回収サービスを利用する場合でも、可能な限り清潔にしておくと良いでしょう。
ポータブルトイレを無料で回収してもらう方法やお得な処分方法
ここでは、無料で回収してもらえる方法や、できるだけお得に処分する方法について紹介します。
リサイクルショップで買い取ってもらう
ポータブルトイレをリサイクルショップで買い取ってもらうことができます。
福祉用具や介護用品を取り扱う店舗が増えているため、使用頻度や状態によっては買い取ってもらえることがあります。
インターネットのフリマアプリを利用する
メルカリやラクマなどのフリマアプリを活用して処分する方法もあります。
出品時には、使用状況や状態を詳しく記載しましょう。
少しでも使用していた場合は、洗浄・消毒やバケツ部分の買い替えをするなど、最大限に清潔にしておかないと買い手がつきにくいです。
処分方法としてはやや手間がかかります。
フリマアプリのメリットは、必要としている人に直接購入してもらえることですが、配送の手間やトラブルのリスクも考慮する必要があります。
購入した店舗でリサイクルしてもらう
ポータブルトイレを購入した介護ショップに相談してリサイクルしてもらう方法もあります。
未使用品やほとんど使用していない場合は、引き取ってもらえる可能性があります。
社会福祉協議会へ寄付する
社会福祉協議会に寄付することもできます。
全国に拠点がある社会福祉協議会は、介護・福祉分野での支援を行っており、ポータブルトイレの状態が良ければ役立ててもらえるでしょう。
処分が面倒なら最初はレンタルも
介護用ポータブルトイレはしっかりとした作りが求められますが、処分に困る場合はレンタルを検討してみても良いでしょう。
ただし、安価なものは6,000円程度から販売されていますので、長期間使用する予定があるなら購入する方が経済的かもしれません。
購入かレンタルか迷う場合は、処分のことも考慮に入れて決めると良いでしょう。
まとめ
ポータブルトイレの処分方法について詳しく説明しました。
ポータブルトイレは大きくて重いので、購入前に捨て方も考えておくことが重要です。
